Trials誌に掲載
尾崎杏奈医師の論文がTrials誌に掲載されました

2020-07-01

Comparing the effectiveness of magnesium oxide and naldemedine in preventing opioid-induced constipation: a proof of concept, single institutional, two arm, open-label, phase II, randomized controlled trial: the MAGNET study.
Ozaki A, Kessoku T, Iwaki M, Kobayashi T, Yoshihara T, Kato T, Honda Y, Ogawa Y, Imajo K, Higurashi T, Yoneda M, Taguri M, Yamanaka T, Ishiki H, Kobayashi N, Saito S, Ichikawa Y, Nakajima A.Ozaki A, et al.Trials. 2020 Jun 1;21(1):453. doi: 10.1186/s13063-020-04385-0.Trials. 2020.PMID: 32487150 Free PMC article.

URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32487150/

尾崎医師のコメント

癌患者のオピオイド誘発性便秘(OIC)の予防に対する酸化マグネシウムとナルデメジンの有効性を比較するランダム化比較試験に関する論文です。本論文はプロトコール論文ですが、現在本論文の投稿に着手しております。
癌患者においてオピオイド内服によりOICを発症しQOL低下を認めるケースは多く、OIC予防は非常に重要です。
日本では薬物治療としてガイドラインで酸化マグネシウムを含む浸透圧性下剤の有効性が示され、従来OIC予防に使用されてきました。
OICは腸管の神経に存在するμ受容体にオピオイドが作用し腸管運動低下、腸液の分泌低下をきたすことで発症します。ナルデメジンは末梢作用μオピオイド阻害薬のひとつで、OICの機序に沿った薬剤として近年使用されています。
本研究はOIC予防に対する酸化マグネシウム(従来治療)とナルデメジンの有効性を比較するランダム化比較試験で、本論文で結果をご報告させて頂けるよう精進して参ります。
中島淳教授、結束貴臣先生をはじめとするご指導頂いた皆様に感謝申し上げます。

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