患者様・ご家族の皆様へ

患者様・ご家族の皆様へ

昨今はがん診療の進歩により、がん患者さんの生存期間や生活の質も大きく改善をしています。治療と並行し、緩和ケアを行うことで、生存期間の延長が得られることも明らかとなっており、今や緩和ケアはがんと診断された時から行うべき治療・ケアとされています。

当院は2002年に多職種で編成される緩和ケアチームを設立し、院内のコンサルテーションチームとしての活動をして参りましたが、2020年4月より緩和医療科が新設されました。
これにより、専門的な緩和治療・ケアが必要な方には私たち緩和医療科が主治医として入院治療を担当できる体制となりました。
現状で、緩和医療科が主治医として入院治療・ケアをさせて頂く患者さんとして想定している病状は、身体的な痛みのコントロール不良の方です。
例えば、緩和ケアの専門家に使用を許可されているメサドンという医療用麻薬を適切なモニタリングの中で安全に使用することができます。またこの分野でも効果が高く、安全性の高い新しい鎮痛薬の開発も進んでいます。大学病院は新しい薬も比較的早く院内採用されやすい環境です。治療薬の選択肢が広いことは当院緩和医療科の特徴の一つです。
また私たちは、大学病院の特性を活かして、様々な専門科と定期的なカンファレンス(病状の報告・共有・意見交換)をしています。
そのため、疼痛コントロールを目的とした放射線治療(放射線科)や神経ブロック(麻酔科)等をスムーズに検討し、実施することができます。
私たちが入院治療の主治医となることで、早く症状が緩和され、望む場所で望む過ごし方ができる機会が増えると考えています。

勿論今まで通りに緩和ケアチームとして、主治医グループの補助的に、入院中や外来で全人的な苦痛緩和の治療・ケアをさせて頂くこともできます。

私たちが皆様にお手伝いできることが大きく広がったとお考えください。
是非、緩和医療科にお声掛けください。

(病院の緩和ケアセンターのHPもご覧ください)

緩和医療科の写真
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